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メーン会場は、熱海の海と山を一望する熱海観光港施設用地(三・八ヘクタール)。花で彩られたゲートをくぐると、熱海特産の橙(だいだい)を使った「だいだい城」が来場者を迎える。鮮やかな色とともに、中世ヨーロッパの城を模したモニュメントは香りも楽しめる。 続いて広がるのが、テーマガーデン「恋人たちの庭」。十二星座をモチーフにした十二のポケットパークだ。 月の女神をイメージしたムーンガーデン「おとめ座」、風の庭「てんびん座」、砂漠の庭でオリオンを刺した大きなサソリを表現した「さそり座」、ハーブを中心とした心休まる癒やしの庭「いて座」―など星座やギリシャ神話をイメージしたさまざまな庭が、今の恋人たちやかつて恋人だった夫婦連れなどカップルをロマンチックな気分にさせる。 十二星座の中心「アフロディーテの泉」では、愛と美の象徴であるビーナスが優しくほほ笑む。 アジアを中心にした各国の壺を集めた「ワールドポットガーデン」も展開。イギリスや中国、イタリアなど世界の花々が咲き乱れる。 海沿いのパレードストリートには、海の神話のモニュメントやストリートガーデンショップが並ぶ。通りでは、大人から子供までが楽しめる「だいだいパレード」が連日繰り広げられ、博覧会を盛り上げる。 目の前の海では、ゴールデンウイークに水上スキーパフォーマンスショーも計画中だ。 「フードコート」では世界の料理が来場者を迎え、「あたみ花華プラザ」では熱海芸妓の「華の舞」やプロアーティストのステージイベント、体験型のイベントなどが繰り広げられれる。 会場テーマは「ガーデンシティ熱海の創世」。六十七日間、新たに花の香りを身にまとった、心癒やされる観光地熱海を全国に発信する。 |
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「熱海花の博覧会」にさらに魅力を添えるのが、“風の画家”として知られる熱海市在住の中島潔さんの作品展「童の夢は花のいろ」だ。博覧会の開催期間を通して出入り口ゲート近くのアートギャラリーで開催される。
また、中島さんは博覧会のためにおなじみの童をデザインしたキャラクター「あたみちゃん」=イラスト=も作成。花に埋もれて夢見る童で「花」や「光」「明るさ」「自然」「愛」「夢」を表現した。博覧会ではオリジナルグッズも販売の予定という。 |
![]() 「熱海花の博覧会」はメーン会場の熱海港観光施設用地を花で飾るだけでなく、市内全域を花で飾ります。観光客が駅を降りたら、そこはもう博覧会の会場―そんな花の博覧会にしたいと思っています。 この博覧会は、石川静岡県知事の唱える全県花博に呼応するもので、一翼を担うものです。「まちづくり、花づくり、ひとづくり」をテーマに進めています。 これから熱海がさらに大きく飛躍していくためには、家族、個人、特に女性に愛される街へとイメージを変え、心癒やされる観光地へと大きく舵(かじ)を切っていかなければなりません。そのために熱海市は、二〇一〇年を目標に街中を花でいっぱいにする「ガーデンシティー熱海」の実現を目指しています。
併せて市民の皆さんに参加協力いただくことにより、市民主導のまちづくりを目指すことも重要な狙いです。 花の博覧会と同時に始まる熱海サンビーチのライトアップを市民の皆さんと一緒に盛り上げ、花と光に包まれた熱海を広く全国に発信し、大誘客作戦を展開していきたいと考えています。必ず、いらした方々に喜んでいただける、花の博覧会になると思います。私自身も今から楽しみです。
![]() 花が昼間の彩りなら、海辺の夜をロマンチックに演出するのが海水浴場・熱海サンビーチのライトアップだ。「熱海花の博覧会」の開幕と同時に、各種の照明が打ち寄せる波頭や歩道を照らし、“百万ドルの夜景”をいっそう輝かせる。 全国初という砂浜の常設ライトアップは、東京タワーやベイブリッジのライトアップでもおなじみの世界的照明デザイナー・石井幹子さんがデザイン。海水浴場を単に明るく照らし出すのではなく、陰影や周辺景観とのマッチングを考えて各種照明を配置する。延長四百メートル、幅六十メートルのビーチではいま、照明設備の設置工事が進む。 完成すれば七台の投光器が砂浜や波頭を照らし、腰高のボラード照明や樹木照明が砂浜沿いの歩道や立木を浮き立たせる。歩道に埋め込まれた「海ほたる照明」は幻想的な光を放ち、見る者を別世界へいざなう。 砂浜ライトアップは実は、夜間景観の魅力アップを狙った同市のライトアップ構想の第一弾。市は豊かな情緒を残す糸川沿いや新たな文化・観光拠点として脚光を浴びる「起雲閣」周辺などへの拡大も計画している。 |
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